「さて、それでは魔法の訓練を始める。まずは全員、魔力を放出してもらう」
「魔力を放出する?」
「体に魔力を纏わせて防御するというのは、一般的な魔力の使い方だ。それを応用すると、このようになる」
ディゾール様は、言葉とともに体に魔力を纏った。それは、私達の目にはっきり見える程、大きな魔力だ。
私も、同じように体に魔力を纏ってみる。とりあえず、いつも通りやってみればいいだろう。
「あっ……」
「うん? どうかしたのか? シズカ嬢?」
私は、無事体に魔力を纏うことができた。しかし、よく考えてみれば、それは驚くべきことだったのだ。
私は、向こうの世界で魔法を使うことはできなかった。それなのに、こちらの世界では自然に使えたのである。
それは、思えば不思議なことだ。二つの世界を行き来する際で、何か身体に変化が起こっているのだろうか。
「えっと……なんでもないよ」
「そうか? それなら、いいんだが……」
疑問はあったが、私はそれを言わないことにした。今は、魔法の訓練に集中するべきだと思ったからだ。
これに関しては、後で皆と話し合えばいいだろう。そこまで重要なことではないし、それでいいはずだ。
「魔力を放出する?」
「体に魔力を纏わせて防御するというのは、一般的な魔力の使い方だ。それを応用すると、このようになる」
ディゾール様は、言葉とともに体に魔力を纏った。それは、私達の目にはっきり見える程、大きな魔力だ。
私も、同じように体に魔力を纏ってみる。とりあえず、いつも通りやってみればいいだろう。
「あっ……」
「うん? どうかしたのか? シズカ嬢?」
私は、無事体に魔力を纏うことができた。しかし、よく考えてみれば、それは驚くべきことだったのだ。
私は、向こうの世界で魔法を使うことはできなかった。それなのに、こちらの世界では自然に使えたのである。
それは、思えば不思議なことだ。二つの世界を行き来する際で、何か身体に変化が起こっているのだろうか。
「えっと……なんでもないよ」
「そうか? それなら、いいんだが……」
疑問はあったが、私はそれを言わないことにした。今は、魔法の訓練に集中するべきだと思ったからだ。
これに関しては、後で皆と話し合えばいいだろう。そこまで重要なことではないし、それでいいはずだ。



