「なんだよ、あの生徒会長……」
「本当だぜ。滅茶苦茶なこと言いやがって……」
この魔法学園は、貴族や高い能力を持った平民が入学している。そんな人物が、仮に三年間遊び惚けているなら、それは大いに問題であるはずだ。
もし私がその貴族の領地の平民だったとして、もし私がその平民を推薦した者だったとして、その行いを許せるだろうか。
この魔法学園に通うにあたって、甘い認識でいいはずはない。この世界では、誰でも通える訳ではないこの場所にいるということに対して、私達は責任感というものを持つ必要があるのではないだろうか。
ゲームをプレイして、この世界に転生して、私はそんな感想を覚えていた。それが正しいのかはわからないが、少なくともディゾール様の言葉を今は頭ごなしに否定することはできないのだ。
「なんで、あんな奴が生徒会長なんだよ……」
「まったくだぜ」
ディゾール様の言葉に反感を覚えた者達は、口々に彼を罵倒していた。
それは、彼の言葉が図星だったからなのではないか。今の私には、そう思えてしまった。
もっとも、私は攻略対象の一人であるディゾール様に対してある程度色眼鏡がある。彼に対して、一定の情があるのだ。
だから、彼の味方のような態度になるのかもしれない。私は、公平な立場ではないのだ。
そのため、ここで反感を抱いている人達の方が正しい可能性は充分あるだろう。なんといっても、私も最初に聞いた時はどちらかというとそちら側だったはずだからだ。
「本当だぜ。滅茶苦茶なこと言いやがって……」
この魔法学園は、貴族や高い能力を持った平民が入学している。そんな人物が、仮に三年間遊び惚けているなら、それは大いに問題であるはずだ。
もし私がその貴族の領地の平民だったとして、もし私がその平民を推薦した者だったとして、その行いを許せるだろうか。
この魔法学園に通うにあたって、甘い認識でいいはずはない。この世界では、誰でも通える訳ではないこの場所にいるということに対して、私達は責任感というものを持つ必要があるのではないだろうか。
ゲームをプレイして、この世界に転生して、私はそんな感想を覚えていた。それが正しいのかはわからないが、少なくともディゾール様の言葉を今は頭ごなしに否定することはできないのだ。
「なんで、あんな奴が生徒会長なんだよ……」
「まったくだぜ」
ディゾール様の言葉に反感を覚えた者達は、口々に彼を罵倒していた。
それは、彼の言葉が図星だったからなのではないか。今の私には、そう思えてしまった。
もっとも、私は攻略対象の一人であるディゾール様に対してある程度色眼鏡がある。彼に対して、一定の情があるのだ。
だから、彼の味方のような態度になるのかもしれない。私は、公平な立場ではないのだ。
そのため、ここで反感を抱いている人達の方が正しい可能性は充分あるだろう。なんといっても、私も最初に聞いた時はどちらかというとそちら側だったはずだからだ。



