「生徒会長……つまり、あなたは今のアルフィアさんがいなくなることを許容するということなのかい?」
「そうだとしたら、なんだというのだ?」
「なっ……!」
キャロムは、ディゾール様に食って掛かっていった。しかし、その勢いも彼は気にしない。その鋭い眼光で、キャロムを睨み返すだけだ。
「この体は、元々アルフィアのものだ。その体が元の持ち主に戻ることになんの不都合があるというのだ?」
「あなたは、今のアルフィアさんに消えろというのか? 元の形に戻るからといって、それを要求するというのか? どうして、そんなに……」
「ならば、お前は本物のアルフィアに戻ってくるなというのか?」
「違う。そういうことではなくて……」
「それとも、その体にもう一つ魂を入れておいてくれてと頼むか? それを許容してくれとそう頼むのか?」
「それは……」
キャロムの反論に、ディゾール様は淡々と返す。感情を露わにしているキャロムに比べて、ディゾール様は冷静である。
そんな彼の主張は、正論であるはずだ。私もそう思ったからこそ、在るべき場所に帰るべきだと考えた。それは、他の皆も理解できることだろう。
だが、理解できても、納得はできないことなのかもしれない。キャロムの表情を見ていると、それが伝わってくる。
それに、私は感謝するべきだろう。こんな風に思ってもらえるなんて、幸せなことだ。
「そうだとしたら、なんだというのだ?」
「なっ……!」
キャロムは、ディゾール様に食って掛かっていった。しかし、その勢いも彼は気にしない。その鋭い眼光で、キャロムを睨み返すだけだ。
「この体は、元々アルフィアのものだ。その体が元の持ち主に戻ることになんの不都合があるというのだ?」
「あなたは、今のアルフィアさんに消えろというのか? 元の形に戻るからといって、それを要求するというのか? どうして、そんなに……」
「ならば、お前は本物のアルフィアに戻ってくるなというのか?」
「違う。そういうことではなくて……」
「それとも、その体にもう一つ魂を入れておいてくれてと頼むか? それを許容してくれとそう頼むのか?」
「それは……」
キャロムの反論に、ディゾール様は淡々と返す。感情を露わにしているキャロムに比べて、ディゾール様は冷静である。
そんな彼の主張は、正論であるはずだ。私もそう思ったからこそ、在るべき場所に帰るべきだと考えた。それは、他の皆も理解できることだろう。
だが、理解できても、納得はできないことなのかもしれない。キャロムの表情を見ていると、それが伝わってくる。
それに、私は感謝するべきだろう。こんな風に思ってもらえるなんて、幸せなことだ。



