『諸君らが、三年間この学園でどう過ごすのかは、諸君らの自由だ。何もせずに腐るのも、何かを成し遂げ自らを高めるのも、諸君ら自身が決めることだ。だが、敢えて言っておこう。ここで腐る人間に、未来はないと』
ディゾール様は、淡々と自身の考えを口にした。それは、凡そ新入生を歓迎しているという風ではない。むしろ、私達をふるいにかけるかのような雰囲気まで醸し出している。
彼という人間は、そういう人間だ。ゲームをプレイしていた時から思っていた。ディゾール様は、とても苛烈な人間なのだと。
『何かを成し遂げる機会があるというのに、何もせず腐ってきた人間を俺は何人も見てきた……学生であるという立場に甘え、この三年間を遊んで過ごそうとなど考えているなら、それがどれだけ愚かなことであるかを自覚しろ』
ディゾール様の言葉に、会場はすっかり冷えていた。困惑と恐怖が、辺り一面に渦巻いている。会場の雰囲気は、入学式とは思えない。
私がこの感覚を味わうのは二回目だ。ゲームをしていた時も、こんな心情になったことをよく覚えている。
『諸君らが腐るのは勝手だ。俺はそれを止めるつもりはない。愚か者にわざわざなりたいというなら、そうするがいい』
彼の言っていることは、理解できない訳ではない。要するに、ディゾール様はこの三年間を無駄にするなと言っているのだ。
だが、言い方というものがあるだろう。最初に彼の言葉を聞いた時、私はそう思っていた。
しかし、ゲームをプレイしていて、少しだけ思ったことがある。彼のその苛烈な言葉に反感を覚えるというのは、もしかしたら甘えなのかもしれないと。
ディゾール様は、淡々と自身の考えを口にした。それは、凡そ新入生を歓迎しているという風ではない。むしろ、私達をふるいにかけるかのような雰囲気まで醸し出している。
彼という人間は、そういう人間だ。ゲームをプレイしていた時から思っていた。ディゾール様は、とても苛烈な人間なのだと。
『何かを成し遂げる機会があるというのに、何もせず腐ってきた人間を俺は何人も見てきた……学生であるという立場に甘え、この三年間を遊んで過ごそうとなど考えているなら、それがどれだけ愚かなことであるかを自覚しろ』
ディゾール様の言葉に、会場はすっかり冷えていた。困惑と恐怖が、辺り一面に渦巻いている。会場の雰囲気は、入学式とは思えない。
私がこの感覚を味わうのは二回目だ。ゲームをしていた時も、こんな心情になったことをよく覚えている。
『諸君らが腐るのは勝手だ。俺はそれを止めるつもりはない。愚か者にわざわざなりたいというなら、そうするがいい』
彼の言っていることは、理解できない訳ではない。要するに、ディゾール様はこの三年間を無駄にするなと言っているのだ。
だが、言い方というものがあるだろう。最初に彼の言葉を聞いた時、私はそう思っていた。
しかし、ゲームをプレイしていて、少しだけ思ったことがある。彼のその苛烈な言葉に反感を覚えるというのは、もしかしたら甘えなのかもしれないと。



