「私は、ずっと疑問に思っていました。一体、時はどこまで巻き戻ったのか」
「え? それは……確かに、よくわからないわね」
「恐らく、時が巻き戻ったのは先程リオーブ様が言った時点だと思います。その状況で、魂奪取魔法を誰かが使うことは難しいでしょう。時が巻き戻る前に魂を奪われて、そのままの状態で巻き戻ったと考えるべきではないでしょうか?」
「……状況を考えるとそうなるか」
メルティナの予想に、私とリオーブは納得した。確かに、色々な状況を考慮するとそう考えられそうだ。
だが、そうすると新たな疑問が湧いて来る。時が巻き戻った時、魂は戻らないものなのだろうか。
「魂は、巻き戻らないのかしら?」
「魂を扱う魔法と時を扱う魔法、その二つが同時に行使されるという状況は、そもそも珍しい……どころか、今までなかったことでしょう。ですから、それはわかりません。ただ、色々な話を総合すると、そうだということになるのではないでしょうか?」
「だとしたら、姉貴は誰に……いや、まさか……」
そこで、リオーブが表情を変えた。彼は、とても険しい顔をしている。
言葉からして、彼は犯人のことを考えていた。つまり、その表情は犯人が誰であるかを理解したということだろうか。
「え? それは……確かに、よくわからないわね」
「恐らく、時が巻き戻ったのは先程リオーブ様が言った時点だと思います。その状況で、魂奪取魔法を誰かが使うことは難しいでしょう。時が巻き戻る前に魂を奪われて、そのままの状態で巻き戻ったと考えるべきではないでしょうか?」
「……状況を考えるとそうなるか」
メルティナの予想に、私とリオーブは納得した。確かに、色々な状況を考慮するとそう考えられそうだ。
だが、そうすると新たな疑問が湧いて来る。時が巻き戻った時、魂は戻らないものなのだろうか。
「魂は、巻き戻らないのかしら?」
「魂を扱う魔法と時を扱う魔法、その二つが同時に行使されるという状況は、そもそも珍しい……どころか、今までなかったことでしょう。ですから、それはわかりません。ただ、色々な話を総合すると、そうだということになるのではないでしょうか?」
「だとしたら、姉貴は誰に……いや、まさか……」
そこで、リオーブが表情を変えた。彼は、とても険しい顔をしている。
言葉からして、彼は犯人のことを考えていた。つまり、その表情は犯人が誰であるかを理解したということだろうか。



