学校1のモテ男子
新庄理斗《しんじょう りと》くん
「理斗ー!今日、ゲーセンいかね?」
「おぉ、いいな。いくいく!」
「理斗くーん!一緒に帰ろ~」
「いいよー。んじゃ、みんなでスポッチャ寄ってく?」
「俺もいくー!」
「あたしも行きたい!」
1年生にしてバスケ部レギュラー
新庄くんがゴールを決めれば
「クソ―ッ!マジでかっこいいよなぁ~」
「俺、惚れちゃそう……」
「わかる……、俺、ちょっとドキドキする……」
性別なんて関係なく虜だし
「ねぇねぇ、ここの問題わかる?」
「ああ、これはさ……」
「うわー、先生よりわかりやすい!」
「この参考書、マジでいいから。よかったら貸すよ」
「いいの?!」
「えっ、あたしも貸して!」
「俺も!」
「いいよー」
出し惜しみしない彼の周りには
いつも人がいっぱい
新庄くんの世界と
あたしの世界は
きっと全然違う
「友達100人」
というのは
ほんとですか?
あなたはあたしの
「理想の人」
そのものです
だから
ほんの少しだけ
知りたくなってしまったの
新庄理斗《しんじょう りと》くん
「理斗ー!今日、ゲーセンいかね?」
「おぉ、いいな。いくいく!」
「理斗くーん!一緒に帰ろ~」
「いいよー。んじゃ、みんなでスポッチャ寄ってく?」
「俺もいくー!」
「あたしも行きたい!」
1年生にしてバスケ部レギュラー
新庄くんがゴールを決めれば
「クソ―ッ!マジでかっこいいよなぁ~」
「俺、惚れちゃそう……」
「わかる……、俺、ちょっとドキドキする……」
性別なんて関係なく虜だし
「ねぇねぇ、ここの問題わかる?」
「ああ、これはさ……」
「うわー、先生よりわかりやすい!」
「この参考書、マジでいいから。よかったら貸すよ」
「いいの?!」
「えっ、あたしも貸して!」
「俺も!」
「いいよー」
出し惜しみしない彼の周りには
いつも人がいっぱい
新庄くんの世界と
あたしの世界は
きっと全然違う
「友達100人」
というのは
ほんとですか?
あなたはあたしの
「理想の人」
そのものです
だから
ほんの少しだけ
知りたくなってしまったの