そして病院の廊下を走った
向かうところも決めてなかったけどとりあえず走った
その時
ドン
誰かにぶつかった
「わっ、ごめんなさい!
………って香音?」
「………ゅ……と………?」
「お、やっぱり香音だ
てかどうした?
そんなに走って………しかも泣いてる………」
「ゆぅ……とぉ…………」
雄斗の顔見て安心してさらに涙が溢れてきた
「おー、よしよし
大丈夫だぞー」
そう言いながら背中をさすってくれた
少しして
「香音さん!!」
っ!
この声………山中先生だ…………
やだ…………
「うぅ………やぁ…………!」
「お、ちょい、香音?」
雄斗にもともと抱きついていたけどさらに強く抱きついた
「香音さん………良かった………
やっと見つけた………」
「やぁ………!」
「香音さん……………」
「山中先生……何かありました?」
「ちょっと……まぁ……色々と……………」
「そうですか…………
ほら、香音そろそろ泣き止もう?
体辛くなっちゃうぞ?」
「や……なの……………」


