「……………これが本当の姿ですよ
栗原先生のところにいた時はまだ子供でしたから………変わって当然です」
「……………真っ直ぐで優しくて………芯の持った子だって…………検査からは絶対に逃げない」
「っ!」
「たくさん逃げてるじゃないですか…………
何かあるなら話してください」
「…………別に何も無いですよ」
「………………僕はいつでも待ってますよ
じゃあ……これに着替えて来てください
場所は分かりますね?」
「はい」
「………逃げないでくださいよ
信じてますから」
「………分かってます」
そして検査着に着替えるために山中先生と別れた
私だって今日は逃げないよ………雄斗のこと頼まなくちゃいけないんだから…!
私が大人しくしてれば雄斗の腕が治るかもしれないなら………ちゃんと大人しくしてるもん
言うことだってちゃんと聞くし
そして着替え終わり山中先生のところに戻った
「ちゃんと戻ってきましたね
偉いですよ」
「子供じゃありません」
「子供のようなことをしてたのはどこの誰ですか」
「…………………」
「CT撮ってきてください
僕はここにいますから」
私は何も言わずにそこへ向かった


