私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「……………これが本当の姿ですよ
 栗原先生のところにいた時はまだ子供でしたから………変わって当然です」

「……………真っ直ぐで優しくて………芯の持った子だって…………検査からは絶対に逃げない」

「っ!」

「たくさん逃げてるじゃないですか…………
 何かあるなら話してください」

「…………別に何も無いですよ」

「………………僕はいつでも待ってますよ
 じゃあ……これに着替えて来てください
 場所は分かりますね?」

「はい」

「………逃げないでくださいよ
 信じてますから」

「………分かってます」


そして検査着に着替えるために山中先生と別れた


私だって今日は逃げないよ………雄斗のこと頼まなくちゃいけないんだから…!

私が大人しくしてれば雄斗の腕が治るかもしれないなら………ちゃんと大人しくしてるもん

言うことだってちゃんと聞くし




そして着替え終わり山中先生のところに戻った


「ちゃんと戻ってきましたね
 偉いですよ」

「子供じゃありません」

「子供のようなことをしてたのはどこの誰ですか」

「…………………」

「CT撮ってきてください
 僕はここにいますから」

私は何も言わずにそこへ向かった