私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「んー、頑張る
 あ、さっ話したいことあるって言ったんだけど………」

「ん、聞くよ」

「私……4月から教師になるのは…………無理だと思う
 体持たないし………中途半端にはしたくないの
 だから……塾とか家庭教師とか………バイトしようかなって………
 どうかな……?
 自分が生活出来る分のお金だけでも稼げるように頑張ろうとは思ってるんだけど………」

「……………お前が決めたことなら応援する
 ただ、自分でも厳しいって自覚あるなら無理するなよ?
 俺もそれなりに貯金あるし、香音一人くらいなら養える
 なんなら働かなくてもいい」

「……………雄斗に頼りっぱなしはやだ
 私も一人で自立できるようにしたい」

「そう言うと思ったよ
 まぁ、無理せず頑張れよ
 無理するのは許さないから」

「分かってる
 あともう一つ
 退院したら行きたいところがあるの
 少し一人で行ってきても良い?」

「え、泊まり?」

「うん
 ダメ…?」

「一人なんてダメに決まってる!
 お前は可愛い女の子なんだぞ?
 分かってるのか?」

「…………分かりません!」