「………私は雄斗しか見てなかったよ」
「……………もう俺は我慢しないからな
もう………絶対に離さないから」
そして力強く抱きしめてくれた
それは片腕でも充分伝わる…………
雄斗はやっぱり変わってないな………
「そろそろ戻るか
香音も文香ちゃんと話したいだろ?」
「うん!」
そしてリビングに向かった
「香音〜助けて〜」
リビングでは文香が奏斗先生の腕の中で暴れていた
「文香………相変わらず仲良さそうだね」
「どこが!?
てか助けてよ!
かな君がいじめるの!」
「かな君って……フフッ……」
「あっ!
香音笑ったな!?」
「だって……かな君って………可愛いですね………」
「お前っ!
俺は反対したんだ!!
でも文香が聞かなくて……!」
「可愛くていいじゃないですか
それに……文香からしか呼ばれないんだから……ね?」
「まぁ……うん………そうなんだが………そうなんだけど……………」
「何か問題でも?」
「………………雄斗、香音ってこんな感じだったっけ?」
「性格はあまり変わってないよ
ただ頭が良くなってるというかなんというか………さすが理系って感じ」


