「だってめんどくさいじゃん?
自分が頑張って済むならそれでいい」
「ダメー!
そんなことやっていったら香音の体が持たないから」
「………………弱いもんね、私の体」
「お前に限らずだけどな
最後に言ってたやつだけど………………香音はまだ若い
今からでもまた頑張って体力つけてみたら?
まだ全然間に合うから」
「……………運動はいいかな
やったところで…………意味ないから」
「意味ないことはないよ
それとも今までに何かあった?」
「……………結局、転校した高校で体育やったの
でも………中学校の二の舞
最初は出来てても………後半はしんどいし、なんなら倒れてた
大学でも………取らないといけない単位だけは頑張ったけど………どうしても体が追いつかないんだよね
だから運動はいい」
「そっか…………
体追いつかないか………………今度俺とテニスやるか?
俺と二人ならお前に合わせられるし無理させない
それに、中学の頃あまりやらせてあげられなかったから
一緒にやらない?」
「雄斗と二人か………それならいいかな
あと、雄斗の運動してる姿見たい!
中学の頃から思ってたけど、カッコいいんだよね!!
1番カッコいいのはサッカーしてる時だけど」
「サッカーやる?
俺上手いよ?」
「そんなの知ってるよー
教室から男子とやってるの見てたし
なんならキャーキャー騒いでる女子と一緒に
雄斗って私をイラつかせる天才だよね」
「あのなー、それはお前が他人に興味を持たないからであって、俺がイラつかせる才能を持ってる訳じゃない
香音、だいたいめんどくさいで片付けるから普段気にしてないだけ
まぁ嫉妬してくれろのは嬉しいけどさ
もう少し他人に興味もて」


