私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「……………………」

「雄斗が……まだ私を好きでいてくれるのなら…………もう一度だけチャンスをもらえませんか……?
 もう絶対に………こんなことしないから………」

「……………もうしない…?
 俺……またこんな思いするの耐えらんないよ?
 お前が………俺にとって大切な存在だからこそ……辛いんだよ…………」

「雄斗………もう離れたりしない………これからは……ずっと一緒にいたい………」

「………………香音、好きだよ
 ずっと………」

「名前………やっと呼んでくれた…………」

「…………お前の名前呼んだら……自分の気持ち抑えられなくなる
 この3週間………抑えるのに必死だったんだぞ………」

「私だって…………自分の気持ち、見てみぬふりしてた………もう……雄斗を好きになっちゃダメだって………」

「………ありがとうな
 香音が踏み出してくれたおかげで………この気持ちを解放できた
 本当は……もっと話したかったんだよ」

「私も……話したかった
 ごめんね………前も逃げて………助けてくれたのに………」