「………香音、少し目瞑って」
「え……うん」
目を瞑ると同時に首の辺りに何かが触れた
「………もういいよ
香音の趣味じゃないと思うけど………それ付けてて欲しい
彼氏としてのお願い」
「別に……雄斗のお願いなら聞くけど………これどうしたの?
雄斗のじゃないの?」
それは男物のネックレスだった
デザインも雄斗が好きそうなものだった
「…………男よけ
そういうことは早く言ってください
関口先生から初めて聞いたんだけど」
あっ…………関口先生話したのか………
私に考えさせる気ないじゃん……!
「…………初めて言ったもん」
「あのなぁ…………俺は不愉快なの
香音に言い寄ってくるとか下心見え見え
百歩譲って断ってすぐ引くような奴ならまだいいよ?
でも中にはとてつもなくしつこい奴もいるの
分かる?
お前は俺のなんだから………他の奴らには一切触れさせたくない」
「………………嫉妬…?」
「っ!
嫉妬だよ!!
嫉妬して悪いかよ………」
「別にー?
可愛いなーって思ってるだけだよー?」
「うるさい!
とにかく!
お前はそれを肌身離さず付けてるように!!」


