「分かりました」
「では………何かあればいつでも連絡してください
香音さんのこと…頼みますね」
そして電話を切った
「下山先生?」
電話する前に香音を関口先生に任せ、少し離れて電話をしていた
何かあったのか…?
急いで戻った
「下山先生………岩本が…………」
「……ハァハァハァ………ゆぅ……と………ハァ……ハァハァ……」
香音を見ると額にうっすら汗を浮かべ呼吸が少し荒くなっていた
夢でも………うなされてるのか………
「香音………俺はここにいるよ……
大丈夫だから………」
そっと手を握った
しばらくそうしていると香音も落ち着いたけど…………
まだ目覚めない
そろそろ学校に戻らないと…………次の授業に間に合わなくなる
どうしようかな………
「…………関口先生だったら………仕事と彼氏…………どっち取りますか………?」
「ん?
あー………もうそんな時間か…………」
「……………選べません…
仕事に戻るつもりだったけど…………こんな香音見ちゃったら…………置いてけない………」
「…………………下山先生は……仕事に戻ってください」
「…………じゃあ香音は……」
「………私が見てますよ
下山先生さえ良ければ」


