私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「……………話せないんですもん…」

「じゃあどうして僕に話してくれたんですか?」

「………ここに来ると……なんか素直になれる」

「……………そういうことでしたか
 それなら今日ここに来たのは正解でしたね
 もし君が疲れてないなら少し話しませんか?」

「………いいんですか?
 先生、帰るところだったじゃないですか」

「僕はいいんですよ
 帰ってもどうせ一人なので
 それにここの場所好きですから」

「……やっぱり玲華との思い出ですか?」

「そうですね…………君達がよく逃げ出してここにいたのは良い思い出ですね」

「…………楽しかったですね
 玲華がいれば…………私は変わってたのかな………」

「…………少なくとも、ご飯は食べてたでしょうね
 玲華さん、無理矢理にでも君に食べさせるから」

「ふふっ、そうでしたね
 いつも………食べさせられてましたからね」

「………どうして今は食べないんですか?」

「………気分が乗らないです
 この時期になってくると………………罪悪感で死にたくなる」

「罪悪感……ですか………」