私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「いいんですか…?」

「はい
 君も体調悪くはなさそうですし
 良いとも言えませんが」

「あはは…………」

「ちゃんと暖かくしてくださいね
 夜は冷えますから」

そして私は上着を羽織り山中先生と一緒に屋上へ向かった





































「んー!
 風が気持ちー!」

「そうですね
 風邪引かないでくださいよ」

「引きませんよ!
 山中先生こそ引かないでくださいよ?」

「僕は大丈夫ですよ
 君よりは丈夫なので」

「酷いですねー
 まぁこれくらいは大丈夫ですよ!」

「ならいいですけど」


そして二人とも無言になった













ただ静かな時間だけが過ぎてゆく






























「…………ねぇ、先生?」

「何ですか?」

「今の私って異常?」

「………急にどうしたんですか?
 また篠宮先生に何か言われました?」

「あ、別にそう言うんじゃなくて
 ただ聞きたかっただけ
 私っておかしいのかなーって」

「全然おかしくないですよ
 普通です」

「………死にたいって思うのも普通ですか?」

「……………そう思ってるんですか?」

「………よく分からないんです
 自分自身が」

「それは……ここにいるからですか?」

「…………もっと前から」

「………下山さんといる時も?」

「………………………」

「君は…………本当に溜め込むのが好きですね」