私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「……………………」

「俺、寂しかったんだぞ………お前いなくなって…………急にいなくなるから…………」

「ごめん………………」

「もう…………お前の側にはいれないよ
 お前には………支えてくれる人がいるんだろ?
 俺は邪魔なだけ………」

「そんなことない!
 それに誰…?
 支えてくれる人って
 お兄ちゃん?お父さん?」

「違くて…………お前、結婚してるんだろ?」

「えっ…………………」

「苗字、水無瀬じゃん」

「いや……これは…………」

「もう俺はやめろよ………こんなおじさん
 このまま幸せになれ
 だからもう………」

「違う!!」

「…………何が違うんだよ」

「違うの……!
 私結婚してないから…!
 下山先生………雄斗しか好きじゃないから!
 離れてからもずっと………」

「じゃあ……どうして…………」

「これは………お父さんが再婚したの
 新しいお母さんが水無瀬だっただけ………」

「…………………」

「雄斗………大好き…………」

「ごめん……俺は…………」

「やだ………雄斗と一緒にいたい………」