私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「水無瀬さん………下山先生、ここまで彼女作ってこなかったんだよ
 両親からはお見合いとか勧められたみたいだけど…………全部断ってた
 後は………君次第だよ」

「っ!
 すみません………失礼します…!」

私は職員室を飛び出した


教室を目指して
























やっぱりまだ下山先生は教室にいた

私は後ろから下山先生に抱きついた

「うわっ……ちょっ……」

「先生、好きです
 ずっと………大好きです………」

「お前か…………とりあえず離れろ」

「嫌です………離れません………」

「……………俺右腕使えないの分かってるよな?
 だからお前の手を離せない
 だから離れろ」

「……………名前……呼んでくれたら離れます」

「…………水無瀬先生」

「………………そっちじゃない」

「………………お前、俺から逃げといて今さらどうしたんだよ…?
 ………他にいるんだろ、大切な奴」

「そんなのいない
 下山先生以外………誰も好きになれない」

「……じゃあどうして……逃げたんだよ………」