「水無瀬さん………下山先生、ここまで彼女作ってこなかったんだよ
両親からはお見合いとか勧められたみたいだけど…………全部断ってた
後は………君次第だよ」
「っ!
すみません………失礼します…!」
私は職員室を飛び出した
教室を目指して
やっぱりまだ下山先生は教室にいた
私は後ろから下山先生に抱きついた
「うわっ……ちょっ……」
「先生、好きです
ずっと………大好きです………」
「お前か…………とりあえず離れろ」
「嫌です………離れません………」
「……………俺右腕使えないの分かってるよな?
だからお前の手を離せない
だから離れろ」
「……………名前……呼んでくれたら離れます」
「…………水無瀬先生」
「………………そっちじゃない」
「………………お前、俺から逃げといて今さらどうしたんだよ…?
………他にいるんだろ、大切な奴」
「そんなのいない
下山先生以外………誰も好きになれない」
「……じゃあどうして……逃げたんだよ………」


