私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


〜雄斗目線〜

「…………下山先生、香音のことめっちゃ好きですね」

「あぁ、好きだよ
 てか………橋村こそどうして香音と出会った…?
 アイツ………一回全部の繋がり絶ってたはずだけど」

「やっぱりそうでしたか……
 中学校卒業した途端連絡取れなくなって………みんなに聞いても誰一人香音と連絡取れなくなってました
 嫌われちゃったのかなって思ってたけど………大学で再会したんです
 同じ学部で一目見て香音だと分かりました」

「そうだったのか……
 良かったな、また会えて」

「はい!
 でも……………」

「どうした?」

「…………みんな香音に会いたがってるんです
 下山先生が担任した1年4組のメンバー………毎年、卒業した日に集まってるんです
 あの頃が1番楽しかったし………思い出がたくさんあります」

「………そう言ってもらえると嬉しいな
 それに………アイツらが今でも仲良くしてるのも」

「だから………香音に会ったことも話したんです
 そしたらみんな会いたいって………」

「その集まりに香音呼べばいいじゃん?」

「…………香音がいつも行かないって言うんです
 せめて連絡先を教えても良いか聞いてもダメって………」