私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「……………下山さんは香音の絵見たことあるのか?」

「んー……ないんじゃないかな?
 私自身も見せたことないし………雄斗も美術の先生じゃないもん
 それに雄斗に見せる程の物でもないしね」

「………………それ見せたら喜ぶと思うけどな」

「………まぁ気が向いたらね
 てか、何で悠馬はここに来たの?
 私、ここに来るって言ったっけ?」

「昼休憩になったから香音のところでご飯食べようかなーって思って部屋行ったらいなかったから
 山中先生に聞いたらここにいるんじゃないかって」

「えっ!?
 山中先生に聞いたの!?
 悠馬何してるの!」

「俺はただ聞いただけなんだけど………」

「バカ!
 山中先生に怒られるじゃん…………怒ってた…?」

「怒りを通り越して呆れてた
 香音何してるんだよ?
 あの山中先生にそこまでさせるなんて」

「………………悠馬助けて…?」

「…………香音がご飯食べたら助けてあげるよ」

「っ…………悠馬まで酷いこと言うね……」

「何も食べずに来ただろ?
 ご飯、手付けた様子なかったし
 山中先生にも何か食べさせてって言われた」

「えー…………」

「えーじゃない
 プリン食べない?
 さっき買ってきた
 香音好きだっただろ?」

「………いらない
 何もたべたくない」