私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「小さい頃に病気でね…………だから小さい子がみんな頑張ってるの見て、私もこの子達の病気を治したい!って思って頑張って勉強したんだけど…………ある日気づいてさ、目の障害があったら医者にはなれないって」

「そんな…………」

「でも今はそれで良かったって思ってる
 教師を目指さなかったらこうして河本君と出会うこともなかったし、この学校の子達と出会うこともなかった
 人との出会いって不思議だよねー
 一つでも違う選択をしてたら出会わなかった人達がいる
 そう思うと一つ一つの出会いを大切にしたいなって………ってごめんね!
 私一人で喋っちゃって………それにもうこんな時間!
 私行かないと…!」

「あっ………頑張ってくださいね」

「うん!
 ありがとう!
 また来るね!」

そして私は職員室に向かった