私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「おい、山崎
 それはないだろ
 相手は患者だぞ?」

「えー、いいじゃん!
 それに香音ちゃん可愛いし
 全然高校生って言われてもイケる!」

「お前、セクハラ
 やめとけ
 訴えられるぞ」

「そんな悲しいこと言うなよー
 氷川だって俺がいなくなったら寂しいだろー?」

「全然そんなことない
 むしろうるさい奴がいなくなってせいぜいする」

「氷川〜!」

「うっせ!
 離れろ!」

……………この二人………面白い………

見てて飽きない……

「………ふふっ……二人とも面白い方なんですね」

「………一応、この二人看護師としては優秀なので
 氷川君は冷たいように思われがちですが………本当は誰よりも患者さんのことを考えてます
 山崎君も………チャラいですけど患者さんの異変にはすぐ気づいてくれます
 まぁ何かあったら言ってください
 また一からしごき直すので」

「ちょっ、山中先生怖いですって!
 そんなに信用ないですか!?」

「普段の行いが悪いからだ
 山崎、いつもチャラいんだよ」

「そういう氷川だって!」

「二人とも!
 香音さんの前で言い合うのはやめてください
 氷川君は心配してませんが……山崎君はいつもの感じで接していたら…………香音さんの彼氏に恨まれますよ」

「ほら、やっぱりお前じゃん」

「うるせぇ!
 分かりました!
 いつもよりは大人しくしてます!!」