私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「…………娘のプライベートにどこまで口出ししても良いと思いますか…?」

「あー…………戻ったら俺が聞いてみますよ
 なかなか口出ししにくいですよね」

「はい………すみません……」

「いいんですよ
 俺も誰か気になるので
 下手に香音にお酒飲まれても困りますし」

「そういえば……香音お酒飲んだらどんな感じでした?
 前飲んだんですよね?」

「…………男の理性が飛びますね、あれは
 絶対に香音には飲ませちゃダメです
 男に連れ込まれます」

「アハハ………下山先生で良かったですよ
 他の人じゃ何するか分からないですしね」

「ですね……」

そして沈黙が訪れた

でも香音のお父さんは何かを言いたそうにしている

これは少し振るべきか……

「………他にも何かありました?」

「………………佐藤翔太……覚えていらっしゃいますか…?」

「まぁ……はい……」

「………その人には気をつけてください
 その人から……香音を守ってください……お願いします…!」

「……佐藤が何かあったんですか?」

「…………………香音のストーカー……」

「っ………それはいつから…………」