「えー……………雄斗、毒味してよ
雄斗が美味しいって言ったら食べる」
「……………本当だな…?」
「仕方ないから食べる
でもそんなにたくさんは食べれないからね?」
「…………分かったよ
そこまで言うなら一口だけな
本当は香音のご飯なんだから…………………箸借りるぞ」
そしてご飯を一口食べてくれた
「ん!
美味しい!
香音、美味しいよ
だから食べな?」
「…………嘘ついてない?」
「お前につくわけないだろ?」
「……………はぁ……とりあえず一口ね」
「おう
ため息はいらないと思うけどなー」
そして私はご飯を一口分取って食べた
…………………
………………全然美味しくない
雄斗の嘘つき……………
そして飲み込んだ瞬間
ヴッ…………気持ち悪い…………
私はベッドから飛び降りて病室についているトイレに急いだ
「香音!?」
そうすると雄斗も慌てて追いかけてきた
「……ゲホッゲホッ…………ゲホッ……」
さっき食べたものをもどした
それが出れば後は胃酸だけ
何も食べてなかったからな………
もどしている間、ずっと雄斗は側で背中をさすってくれた


