私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「香音さんのこともそうですが………下山さんの体のことも心配してください……」

「……俺よりも香音の方が酷いですから
 俺がいることで少しでも寝れるなら……少しくらい無理しますよ」

「………………そんなこと香音さんは望んでいないと思いますよ…?」

「いいんです
 俺が香音にしてやれることは………限られてますから」

「………………倒れるようなことになったら強制的に帰ってもらいますからね
 それだけは覚えておいてください」

「………はい」

「それと…………そのうち院長………香音さんの義母さんが来られるそうなので
 一応伝えておきますね
 いつ来られるかは知りませんが………」

「そうなんですね………ありがとうございます
 急に対面するのは緊張するので………教えていただきありがとうございます」

「いえ………
 では……何かあったら呼んでくださいね」

そして山中先生は出ていった