私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編















しばらくして泣き止んだけど………

「………ゅ………と…………」

「ん?」

「くる…………し……………」

「っ!
 大丈夫か!?
 先生呼ぶな?」

急いでナースコールを押した

するとすぐに来てくれた

コンコン

「大丈夫ですかー?
 あー………酸素マスク持ってきて」

山中先生は側にいた看護師に指示を出して香音を診てくれた

「香音さん
 すぐ楽になりますからねー
 もう少し頑張ってください」


そうして看護師が戻ってきた


「香音さん、頭少し持ち上げますね……………
 …………よし、これで楽になるはずですから
 しばらく付けていてください」

「…………………………」

「勝手に外したらダメですよ
 また苦しくなっちゃいますから
 では…………また後で来ますね」


そして山中先生は出ていった










「ゆぅ………と…………」

「どうした?」

「手…………握って……………」

「うん、いいよ
 ……………大丈夫だからな」

香音の手を優しく包み込んだ