「それは違うよ
違うから………そんな風に思わないで」
「違くないの……!
私のせいで………お母さんとか奏斗先生とか………文香だって傷つけた…!
玲華も私とさえ関わらなければ…………」
「…………きっと…玲華さんは楽しかったと思うよ
香音と過ごせて
それはお母さんも同じだよ」
「………私がいなければ…………みんな……幸せになれたんだよ…………」
「香音……………」
「………一人にして」
「……………分かったよ
5分だけな
5分経ったら戻って来るから」
「……………………」
そして香音の頭を撫でてから病室を出た
病室の外に出るとドア越しに聞こえて来るすすり泣く声…………
はぁ…………数時間しかまだ経ってないのにもうこんなに追い詰められてる………
これは本当に………ヤバいかもしれないな…………
そんなことを考えながら自販機で飲み物を買ってから病室の側に戻った


