私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「…………離さないで……」

「でも……………」

「………雄斗の腕の中だから寝れそうな気がするの…………ベッドじゃ寝れない………
 寝たら離していいから………寝るまでは………このままがいい…………」

「そっか………分かったよ
 香音が寝るまでずっとこうしてる
 俺も香音にくっつきたいし
 でも寝たら離すよ?
 変な体勢で寝ちゃうと起きたら痛いから」

「雄斗…………」

「とりあえず俺は何も聞かないからさ、香音が話したい時に話してよ
 いつでも待ってるから」

「ありがとう………大好き……」

「ん、おやすみ」

「おやすみ………」

香音を抱きしめていると、だんだん俺の方に体重がかかってきて、気持ちよさそうな寝息が聞こえてきた

香音……寝れたかな…………


香音を起こさないようにそっとベッドの方に寝かせた

これでちゃんと休めればいいんだけど………


香音の寝顔を見つめながら起きるのを待った