私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「……どういうことですか……?」

「下山先生が普通、こんな嘘つくと思う?
 せっかく楽しく遊んでるのに」

「いえ………思いません……」

「でしょ?
 だから何か裏があると思った
 そしたら岩本がドッヂボールやってるとか………驚いたわ………」

「アハハ………でも楽しかったですよ
 ちょっと怖かったですけど………」

「下山先生はそれに気づいたんじゃないかな?
 どうして気づいたのかは分からないけど………そうじゃなきゃ下山先生が嘘つくはずないよ」

「……………そうですね」

「それで?
 下山先生は?」

「私の代わりにドッヂボールを……」

「えっ!?
 大丈夫なのかな………」

「…………何かあったんですか……?」

「……………岩本は知らない?
 下山先生が事故に遭ったって」

「えっ………いつですか!?」

「3年前って言ってたかな………
 私もその当時はまだここにいなかったから詳しくは知らないけど、轢かれそうになっていた女の子を助けたとか………」

「でも下山先生は………」