私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「充分甘えさせてもらってるよ」

「もっと甘えて良いんだよ
 全然甘えてくれないじゃん」

「…………これ以上は甘えられないよ
 雄斗のこと……独り占めしたくなっちゃうし…………」

「独り占めしていいんだよ?
 俺も香音のこと独り占めするから」

そして香音のことを抱きしめた

「…………香音の側にずっといる
 だから………我慢しないで…………
 一人で抱え込まないで俺のこと頼って………」

「雄斗……………………」

「………っていうのが俺の願い
 香音すぐ一人で抱え込んじゃうからさ、心配なんだよ…………分かってくれる……?」

「………………雄斗……」

「ん?」

「今日だけでいいから…………朝まで………一緒に……いて……………ほしい………」

「…………………」

「無理だったら全然いいから気にしないで……!」

「…………そんなのでいいの?」

「そんなのって…………雄斗明日仕事なのに…………迷惑かけちゃうじゃん…………」

「だから!!
 そういうの全然迷惑じゃないの!
 香音からのお願いは凄く嬉しい
 いいよ、朝まで一緒にいよ!」

「いいの……?
 雄斗仕事なのに…………」

「5時とか6時にここ出れば大丈夫だから
 まぁ後は山中先生に許可もらわないとだけど………多分大丈夫だろ!」

「……ありがとう……………」