私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「ごめん………なさい…………
 迷惑………かけて………ごめんなさい………
 傷…つけて………ごめん…なさい………」

「香音ー、俺は大丈夫だよー?
 迷惑とも思ってないから謝るなよー」

「ごめんなさい…………」

「………香音、俺の顔見て?」

「ごめん……なさい……ごめんなさい………」

これ………俺のこと分かってない………?

最初は名前呼んでくれたけど………

今はもう目が合わない

香音の顔を軽く持ち上げ、唇を重ねた

そしてすぐに離した

「っ……………雄斗……?」

「ん、戻ってきたな
 俺の声くらい覚えとけよー」

「……………ごめん……」

「あー、それはもういいだけ聞いた
 それに冗談だから
 あまり真に受けるなよ」

「ごめ……」

「だから!
 謝るの禁止!!
 お前はすぐ謝るんだから…………」

「………………」

「………俺は迷惑だなんて思ったこと一度もない
 昔も今も
 俺はお前のためだったら何でもする
 だから………香音は何も考えずに俺に甘えろ」