私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「香音……!
 ごめん…………俺じゃどうにもならないんだ…………」

「やだ………やだやだ…!
 帰る!絶対帰るの!
 こんなところいれない…!」

そうして香音は暴れ始めた

腕についていた点滴も外して

「香音!
 落ち着け!!
 大丈夫だから!」

「やだ…!
 帰る!!」

「香音……!
 …………いたっ……!」

運悪く香音の爪が腕に当たり切り傷が出来てしまった

「ゆぅ……と……?
 やぁ…………ごめん……なさい………
 ごめん…なさい……!
 ごめんなさい、ごめんなさい!」

そして泣き出した

「あー……香音大丈夫
 俺は大丈夫だから
 全然痛くないから」

「ごめんなさい………」

「もう大丈夫だよ
 香音も悪気はないんだからさ、もう謝るなよ」

「わた……しが………わるい………
 ごめん………なさい………」

「香音は何も悪くないよ
 ほら、苦しくなっちゃうから泣き止もう?」