私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「頑張ってくださいね
 …………香音さんは体調どんな感じですか?」

「………大丈夫です」

「……………正直に言ってもらえないとこの後の検査どうするか決められないんですが」

「体調あまり良くないのでやめましょう!」

「………検査が関わってくると正直になるんですね
 まぁいいです
 とりあえず今日はやめときますか」

「はい!」

「………嬉しそうですね」

「嬉しいです!
 てことは、もう帰ってもいいんですよね!」

「…………少し休んでから考えましょう」

「考えるとは?」

「…………とりあえず休んでてください
 僕と前田君は出てるので下山さんと二人でゆっくりしててください
 下山さん………これを」

そう言って雄斗に一枚の紙を差し出した

「…………分かりました」

雄斗も真剣な顔つき………


何書かれてるんだろう…………


そんなことを考えていると気づけば雄斗と二人きりになっていた

「香音……大丈夫か…?
 やっぱり………無理させてたんだよな………」

「大丈夫だよ
 雄斗とデート出来て楽しかった!
 ありがとね」

「………俺も楽しかったよ
 疲れただろ…………少し寝な?」

「疲れてないから寝ない!」

「疲れてるだろ?
 俺は騙されないよ」

「…………起きたらいないとか嫌だよ……?」

「大丈夫、ちゃんといるから
 絶対いるから」

「…………分かったよ……」

「おやすみ」

「おやすみ………」

雄斗がお腹をトントンしてくれてすぐに眠りにつくことができた