そして少しすると悠馬が言葉を発した
「山中先生!
ありました!」
「予想より早く見つけましたね
どうですか?
見つけにくいでしょう?」
「はい………細いし……凄く見つけにくいです……」
「これが香音さんの嫌がってる理由その1ですね」
「その1って………まだあるんですか?」
「その3まであります」
「そんなに………」
「まぁとりあえずやりますね
香音さんいいですか?」
「はい」
さっき悠馬が時間かけて探していたのを山中先生はすぐに見つけた
「凄い………」
「慣れれば前田君も出来るようになりますよ
じゃあ……いきますよ」
「…いたっ…」
「………うん、もう楽にして大丈夫ですよ
頑張りましたね」
「…………痛かったです」
「…………刺すから仕方ありません
多少の痛みは諦めてください」
「無理です!」
「そんな勢いよく否定しなくても………
それで前田君、その2ですが……分かりますか?」
「…………分かりません」
「香音さんの場合、見つけたらあとは楽というわけではないんです」
「それはどういう………」


