私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「……………とりあえずやっちゃいますね」

そう言って山中先生が準備する為に出ようとした時

「えっ、山中先生!?
 どういうことですか!?」

状況の分かっていない雄斗と悠馬がポカンとしていた

雄斗は何も言わなかったが悠馬は山中先生に問いかけた

「そうですね…………前田君、香音さんの腕の血管探してみてください
 僕は必要な道具とってくるので」

そして山中先生は行った

「えーと…………香音、触ってもいい?」

「いいよ
 まぁ………頑張って」

「何それ………下山さんもいいですか……?」

「俺は香音がいいなら良いですよ
 実習の時は俺のことは気にしないでください
 前田さんは………変なことしなそうなので」

「アハハ………ありがとうございます
 じゃあ……ちょっと触るな」

そして悠馬の手が私の腕に触れた

「…………ん?
 どこだ……………んー…………」


悠馬が苦戦していると山中先生が戻ってきた

「前田君、どうですか?」

「全然ですね…………」

「フフッ………では、これ使って血管探してみてください」

そして腕に駆血帯がまかれた

これ痛いんだよな…………