私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「香音………嫌なのは分かるけど……辛いんだろ?
 僕に寄りかかるくらいなんだし………ちゃんと横になって休んだ方がいい」

「………………………」

「ごめん、運ぶよ
 これ以上、香音に無理させられない」

そして私の体は宙に浮いた







中に入ると悠馬は看護師の人と何かを話し、カーテンで仕切られたベッドのところに向かった

「…………下ろすよ」

「………ごめん
 重かったでしょ?」

「全然重くない
 むしろちゃんと食べてるのか心配になる
 香音少食だから………」

「………それなりには食べてるから」

「…………香音のそう言う言葉は信用できない」

「………………みんな酷いなー
 同じこと言われる」

「それだけみんな香音のこと分かってるってことだよ」

そんな時、

「香音さん、失礼しますね」

山中先生の声がしてカーテンが開いた
そこには雄斗の姿もあった

「山中先生………何で………」

「看護師から連絡もらいました
 こうなった原因を話してもらえますか?」

「……………何もしてないです」

「何もしてないのにこんな風になるわけないでしょ?
 何したんですか?」