〜香音目線〜




そしてあっという間に1週間が過ぎた

「雄斗〜!!」

「おう!か……のん………」

「お待たせ!」

「いや………待ってない…………」

「良かった!
 今日もいい天気だね!」

「あ……うん……」

「……………雄斗どうかした?
 なんか変だよ?」

「……いや………大丈夫…………」

「雄斗……?
 体調悪いなら………」

「いや!
 そう言うんじゃなくて!
 その………なんて言うか………………」

「ん?」

「………………可愛い
 可愛すぎて………直視できない……」

「ふふ……何それ
 全然そんなことないよ」

「………そんなことがあるんだよ
 昔から………さらに可愛くなってる
 大人っぽさとか綺麗さとか………色々と………とにかく可愛い過ぎてヤバい!」

「…………それ言ったら雄斗もカッコいいじゃん」

「俺は6年じゃ全然変わらないから
 むしろ老けるくらいかな?」

「そんなことない!
 私には………ずっとカッコいいよ………昔も今も」