私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「この写真………6年前に………机に置いていった写真と同じ………」

「バレちゃった?
 よく覚えてたね」

「そりゃあそうだろ
 唯一………お前が残していったものだから………
 今でも手帳に挟んで持ち歩いてる」

「そこまでしてたんだ
 嬉しいな…………」

「俺も嬉しいよ
 俺との繋がり残しててくれて」

そして香音の方を見て微笑んだ

「…………なんか不思議な感じ
 この部屋に雄斗がいるって」

「そうだな………俺も変な感じ
 どこにいても香音の匂いがするのって」

「え………」

「幸せだなー……この空間………」

そして香音を後ろから抱きしめた

「……………襲いたくなっちゃう」

「えっ……ちょっ……雄斗……?」

「……………………なーんてな!
 どうしたんだ?
 そんなに顔真っ赤にして」

「っ…………雄斗のバカ!!」

「ハハっ!
 いつかは襲うから
 覚悟しとけよ」

「……………!!」

「……………まぁ冗談はさておき…………本当のことを話してくれる?」

「……何のこと……?」

「ここまで隠されちゃうのは俺も悲しいからねー
 一通り話してほしいな
 お前の思い」