私の人生を変えてくれた人 〜もし君が生きてたら〜 後編


「気にしないで!
 もともと私が時間見てなかったのがいけないんだし
 じゃあ私行くね!
 また来てもいいかな?」

「………はい」

「やった!
 じゃあね!」


そして急いで教室に戻った























そして教室の前の廊下には下山先生がいた

「下山先生!
 本当にすみませんでした…!」

「………………昼休み、ちょっと来なさい」

「はい…………」

「…………よし、給食食べるか!
 みんな水無瀬先生を取り合いしてたぞー」

下山先生………切り替えが凄い………


私もみんなの前では笑ってないと……!


「はい!」


「あっ、水無瀬先生!
 こっちこっち!!」

「やっと戻ってきたー!」

「一緒に食べよー!」

教室に入るとみんなが呼んでくれた



嬉しいな………



やっぱり………みんなと過ごす時間が1番楽しい………






そしてあっという間に給食が終わった

「水無瀬先生、一緒に遊ぼう!」

「外に行こうよー」

「ごめんねー、下山先生に呼ばれてるから
 今日はちょっと無理かな
 また誘って!」

「えー、残念ー」

「下山先生ー、ずるいですよー
 水無瀬先生独り占めなんてー」

「そうだそうだ!!」

「諦めろー
 子供同士仲良く遊んでこい
 今日じゃなくてもまた遊べるんだから」

「ひどいです!」

「水無瀬先生、3週間しかいないんですよ!?」

「貴重な1日なのにー」

「はいはい、水無瀬先生行きますよー」

「みんなごめんね!」

みんなに一言謝ってから下山先生と一緒に教室を出た