「ここだけの話だけど、彼女は三か月後に電撃引退する予定だ。世間に知らせるのは三日前だそうだ」
「え~、マジで」
七海はソファに座り込んで、泉田真琴について調べ上げている。もともと、このチームの頭脳と言われているほど、七海のシステムに関する技術は超一流だ。
「七海、今回はパソコンの前でやる仕事じゃない。
これからの一か月、この泉田真琴のマネージャーとして完全な警護に付いてもらう。
何一つ制約はない。とにかく、無事に引退ができるよう見守る事だけだ。
やれるか?」
七海は苦笑いをする。
「やれるか?って… もう、やれって事でしょ?」
唐澤は大きな声で笑った。七海の仕事ぶりはよく分かっている。案外、翔よりも向いているかもしれない。
「そういう事だ。よろしく」
to be continued……



