美魔男の完璧な仕事に心が溺れる



「俺は…
 沙羅と一緒にいたいと思ってます。
 それがこのチームを抜ける理由になるのか、それは分からない。もし抜ける事になっても、違った形で関わっていければと思ってるし、俺の事を見つけてくれたボスを見捨てる事はしません」

 唐澤は大きな声で笑った。

「そうか…
 でも、俺が翔を見つけたけど、今のキャリアは、翔、お前の努力の成果だ。
 だから、そんな事すら考えなくていい。
 自由に好きにしろ。翔のキャリアなら何でもできるし、皆が必要とする。
 もう、そんな事を言われてるとは思うけどな」

 翔はあえてその事については言及しなかった。自分のこれからの未来はまだ未確定で、どういう風に動いていくかは分からない。でも、隣に沙羅が居る事だけは確定事項だけど。

「でも、まだ、片付けなきゃならない仕事も残ってるし、今すぐどうこうとは考えてませんから。
 とりあえず、約束してた長期休暇はお願いしますね」