「マイク、愛してる…
私の味方になってくれて…
でも、パパの会社に翔が入るかなんて、それはどうなるか…」
沙羅は翔の事を考えると胸が張り裂けそうだった。
「沙羅…
二人でよく考えるんだ… いい報告を待ってるよ」
マイクは小さな声でそう呟くと、席を立った。
「僕はこれで失礼するよ。
ランチは二人で楽しんで」
マイクはそう言って、翔の方へ右手を差し出す。翔もすぐに右手を差し出し、二人は固い握手を交わした。マイクはすごく嬉しそうだ。そんな二人を見て、沙羅は何だかすごく切なくなる。
マイクを見送った後、沙羅と翔は静かに見つめ合った。
「とりあえず、ご飯を食べようか…」
マイクが去ったと同時に、テーブルには美味しそうな料理が並び始めた。翔は笑顔でいただきますと言って、メインのお肉をパクリと口に入れる。
「うん、上手い! 沙羅も食べてみ」
沙羅はそんな翔をジッと見つめる。
「翔、大丈夫…?
ううん、その前に、私、翔に謝りたい…」
「何を?」



