金髪くんの一途な愛




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それから少し日が経って

鈴原家と佐々木家でグランピングにやって来た。


「こんにちは〜初めまして。
いや、初めましてというか、お久しぶりと言うほうが正しいかしら」

「10年前は、侑真のことを警察に連絡してくださり、ありがとうございました」

「いえいえ。
僕もこうしてまたお会いできると思ってなかったので、縁があったみたいで嬉しいです」


うちのお父さんと侑真くんの両親がまず挨拶。

侑真くんがお母さんに『よろしくお願いします』と挨拶してて、

私も早く挨拶しなきゃと構えていたら。


「日菜さん!
一緒にバーベキューの準備しましょー!」


ツインテールを揺らしたかわいい女の子が、私の手をぎゅっと握った。


「え、あ…」

「あたし、侑愛(ゆあ)です!」

「侑愛ちゃん…」

「はいっ!」


ニコッと笑う侑愛ちゃんの笑顔は、侑真くんにそっくり。

兄妹なんだなってすぐわかる。