私を溺愛してくれるのは、親戚のお兄ちゃんでした。

「霧矢くん。いっぱいデートしよ。」

「ああ。瑞希の行きたい所、したいこといっぱいしよう。」

「ありがとう。」


渋滞も落ち着いたようで、家に帰ることにした。


「今日はすみませんでした。」

「瑞希。お帰り。楽しかった?」

「はい。お母さん。私、霧矢くんと付き合うことしたの。」

「そう。よかったね。霧矢。瑞希を大切にしてよ。」

「はい。大事にします。」


「ご飯食べなさい。」

「お母さんありがとう。」


二人は朝ごはんを食べた。
霧矢くんは、その後家に帰った。

お母さんと話をした。

「お母さん、私ね。霧矢くんのこと好きになったの。優しくて、私を受け入れてくれるの。」

「まぁ。小さい頃から、仲よかったからな。
霧矢はずっと瑞穂のことを好きだったから。
モテるはずなのに、彼女が出来ない。瑞希が霧矢を好きになってくれないかな?と霧矢のお母さんは嘆いていたわ。」

「みんな知ってたの?」

「瑞希だけじゃない?」

「、、、鈍感なのね。私」

「瑞希。霧矢は本当にあなたのことを好きみたい。
軽い気持ちはだめよ。
ずっと瑞希のことを好きだったから、重いよ。
ちゃんと考えなさいよ。
霧矢が、あなたをもう離さないと思うけど、頑張って。」

「うん。いっぱい出かけていい?もっと霧矢くんを知りたいの。」

「楽しみながら、将来のこと考えな。瑞希が進みたいように。瑞希が幸せならお母さんはいいよ。霧矢なら、よく知ってるから安心して任せられるよ。」

「ありがとう。」

「じゃあ。私は、買い物にいくわ。」

部屋に戻って、メールした。


「霧矢くん。ありがとう。楽しかった。今後ともよろしくお願いします。」


「瑞希。俺を受け入れてくれてありがとう。こちらこそよろしくね。」

返信があった。

霧矢くんと付き合うことになった。


親友の愛ちゃんに、伝えることにした。
私は、気を遣わずに話をすることができるのは、愛ちゃんだけ。


「愛ちゃん。突然ですけど、霧矢くんと付き合うことになりました。」

「良かったね!霧矢くんなら、瑞希は幸せになれるよ。安心した。」

と返信がきた。
良かった。愛ちゃんも喜んでくれてる。
嬉しかった。
こんなに楽しい気持ちになるなんて知らなかった。
これが幸せなんだ。

これから、いっぱい出かけて、思い出作りたいな。と思いながら勉強した。

勉強も楽しくて、どんどん進んでいった。
楽しい恋をすると自分にとって、いいことしかない。

でも霧矢くんモテるらしいから心配。
大人の女性がいるんだろうな。、、、
私子供ぽっいから、、、