氷の華とチョコレート


「……お互いに、裸のままで、……こうやって、しっかりと抱きしめてもらったのが一番嬉しくて、……好きです」

「―――…っ!?」


 これなら恥ずかしくても、瑛生さんに顔を見られることはないし、もう一度彼にしてもらいたいくらい、幸せな気持ちになれたヤツだったから……。


「♯◎▼□∞◆〒@●Σω◆〇~…っ、オレも好き」


 彼の腕が背中に回り、そのまま強く抱きしめてくれた。

 暖かくて、気持ちいい。

 お互い、まだ裸ではないけれど、こうやって抱きしめてもらうのが、ホッと出来て好きなんだな、と知れた。


 ♪♪~♪~♪♪♪~♪~♪♪~♪~♪♪♪~♪~


 私のスマホが鳴った。

 あっ……、そうだった! 私はベッドサイドに置いたスマホを探す。


「……電話?」

「いえ、アラームです」


 スマホを手にして、アラームを消す。さっきの瑛生さんじゃないけれど、一度やってみたかったこと、だ。