氷の華とチョコレート


 うん、大丈夫、朝はいた方がいいから、半休とって午後から会社を出れば、飛行機に乗るの間に合うよね?


『……美羽?』

「瑛生さん、迷惑じゃなかったら私、前の日の夕方から夜になりそうですが、そちらへ行ってもいいですか?」

『―――…えっ!?』

「えっと、今思いついて、飛行機のチケットもホテルとかも、まだ取れるかわからないんですが……」


 そもそも、あまり旅行に行ったことが少ないので、上手く自分で手配出来るか、飛行機にちゃんと乗れるかも自信ないんですけど……。瑛生さんばかりに負担をかけたくないと言うか、誕生日くらい私が頑張りたいんです。


「……あの、瑛生さんが嫌だったら、諦めますけど?」

『◎▼◇〒■∞〇★△□*……っ、嫌なわけない、……死ぬほど嬉しい、です』


 よかった。これなら、誕生日の日に朝から一緒にいられて、飛行機の最終までは一緒にいられるよね? 明日、お昼休みに、るりに色々聞いて飛行機とホテルの予約してよう。


『美羽?』

「はい?」

『……考えてくれて、ありがとう、飛行機とホテルはこっちで手配するから、飛行機に乗れそうな時間だけ教えて?』


 えっ?