氷の華とチョコレート


「だからさ、美羽も真間さんにして欲しい事とかあったら、ちゃんと自分の言葉で伝えるといいよ?」


 今のるりに、ふっ切れたような感じがあったのは、きちんと日比野さんと話し合いが、出来ているからなんだろうな。

 きっと、私の為に話してくれた、るりのエピソードだから、ちゃんと私と瑛生さんに生かせるといいけれど……。


「……ありがとう、るり」

「うふふ……、美羽も頑張ってね! ……でさ、実際どうなの?」


 はい?

 なんのことか意味がわからず、目を見開いて、るりを見る。


「ピロートーク、真間さんはしてくれる人?」

「……っ!?」


 耳元でイジワルく響く、るりの声に、ボンッ、と音がなりそうなりそうなくらい顔が熱くなった。

 どちらかと言うと、私の場合、気付いたら朝なので、えっと……、ピロートークなど出来るわけもなく。


「……ま、まだ内緒!」


 取り合えず、こう答えるだけで精いっぱいだった。