初めてのデートで、私が勘違いをさせてしまった、……あの言葉?
そう言って、少し照れたように目を伏せる真間さんの頬が、また少し赤くなっていた。
「……っ」
あの時は、いっぱいいっぱいで、何を言ったか覚えていなかったけれど……。今、思い出した。
言われて分かったこと、なんて言葉をあの時、言ってしまったんだろう?
私は、どんどん熱くなる自分の顔に耐えきれず、ギュッと目を閉じてうつ向いた。
恥ずかしくて、頭がくらくらする。
「美羽? ……オレ、もっと美羽に触れたい」
ドキッ
「……っ」
熱くなる私の頬に、彼の頬が触れて、言葉がじかに脳に響く。心臓の音が、まるで早鐘のよう。彼の胸に添えた手をギュッと握りしめて、私は、ぴったりと重なっている彼の頬に自分のをつけたまま、わかるように小さく頷いた。


