氷の華とチョコレート


 満面の笑みで伝えると、真間さんは照れたように口元を押さえてうつ向いてしまい。


「……っ、……オレも、大切にします」

「……!?」

「……」


 二人して照れて、会話が続かなくなってしまった。

 もうすぐは付き合って半年だと言うのに、ぎこちないのは、あんまり会えていないからでしょうか? それとも……。


「そ、そろそろ、カフェに行こうか?」

「……はい」


 時計を確認して、22時を過ぎているのを確認する。もう、こんな時間になっていたんだ? 真間さんといる楽しい時間は、あっという間なんだな、と実感する。

 ダイニングを出て、カフェへ移動した。カフェと言っても昼間だけで、夜はカクテルなんかを作っていてお酒がメインのバーだ。

 あまりお酒は強くないので、ロンググラスのジンベースで、さっぱりしたカクテルを作ってもらった。真間さんも似たようなジンベースのカクテルをもらい、初詣にちょうどいい時間まで、またお話が出来た。