氷の華とチョコレート


 あっ……、よかった、素敵に見える。

 全体的に色素の薄い真間さんに合わせて買った、革のブレスレット。明るい光沢のあるベージュの色なのに、お店の人が『この色シャンパンゴールドって言うんですよ?』と言ったとたんに、なんだか数倍も素敵に見えてしまったから、プレゼントの候補に加えた。

 結局、回りまわって、コレが一番真間さんに似合いそうだったので、買ったのだけれど、ネーミング一つで印象も変わってしまう不思議を感じてしまった。

 とても似合っていて、嬉しくなる。


「嬉しそうだけど、どうしたの?」

「えっ? ……と、ブレスレット似合ってるなぁって……」


 自分があげたブレスレットだから、自画自賛しているみたいで、恥ずかしいのですが……。付けてくれているのを見るのが初めてなので、つい口がほころんでしまう。


「うん、早速毎日付けさせてもらってるよ、会えない時にこれ見て、頑張れたんだよ?」

「……!?」


 あんまりストレートに真間さんが言うから、顔がどんどん熱くなるのを感じてしまう。一応ここ、人がたくさんいるダイニングなんですけれど?